2011年4月16日土曜日

管理と教育と洗脳

シンガポールで働き始めてから感じるこの不思議な感覚。
私は結構シックスセンスが鋭い。動物的感というか、直感というか。
生き物が発するオーラ(気)みたいなものが敏感なときには見える。
その土地から出ている気もどんな種類のものか感じたりする。

シンガポールは不思議なんだ。
人がごみごみしてるところにいても、あんまり大量の強力な「気」の放出を感じない。
タイは個人的には好きだったけど、あの国の気は私の気は合わないようで何かがだるかった。
中国はものすごい強力な「人」の毒気がむんむんしている感じだけど、それが刺激でもあった。
インドはなんだか。。。全体的に色んなネガティブな念が渦巻いてる感じがした。強烈な霊性の土地だった。
一番あの世に近いこの世の場所って気がした。天国も地獄もここにあり、ってなイメージ。

で、色々考えをめぐらせてみて、国としての管理=教育=洗脳と思い当たった。
シンガポールは国自体が小さいから、強力な管理で人をこんな風に作り上げたんじゃないだろうか?
ブータンもそうだけど、小さな国は思想教育も含めて大国よりはるかに色んなことがまとめやすいはず。
国からの強烈なメッセージ「あなたはこのように振舞わなくてはならない」を教育を通じて徹底的に叩き込む=洗脳。その結果がこれ。

皆礼儀正しくよそよそしく、猛烈に勉強し、猛烈に働く。
きちんと休みも取ってバケーションに行き、消費する。
冷静に考えると皆この小さい国で通勤片道1時間を普通に通ってる人がこれだけ多いってどうなんだ?
しかも朝8時半とか8時勤務開始だから7時過ぎには家を出ないといけない。
同じ会社の23歳の女の子は6時に起きてシャワーしたり、支度したりしてるらしい。
で、会社では中国と違って誰もインターネットや余計なおしゃべりをせずに猛烈に自分の仕事に励む。
12時にランチの放送がかかると、皆いっせいに仕事をぴたっと止めて出て行く。
夕方は5時半に終業の放送がかかるが、皆仕事が終わらないと帰らない。

その後外で外食したり、友達と会ったりして11時過ぎに帰宅。本当に寝に帰るだけ。
家を買ったらローンを払うために人に余ってる部屋を間貸し、まだ買えない人は親の家から通うか、他の人の家に間借り。これって楽しいのか?

私は外部から来た人間で、こんな生活が新鮮だから今は楽しい。
でももしこの国に生まれていたらこんな人生を疑問なく送れるかどうかは謎だ。

でも、シンガポールの人たちはかなり皆人生をうまく楽しんでいるように見えるのだ。
これが又本当に不思議なことに、そうなんだ。
だから人が発する毒気みたいなものを殆ど感じない。
一瞬、感が鈍ったのかと思うくらい、今まで見えてたものが見えなくなった。

2011年4月13日水曜日

チワワに噛まれた!

昨日の夜、11時過ぎにトイレに行こうとしたら途中で、大家さんのチワワに噛まれた!
最初は引っ搔かれたのかと思って放置。用を足してから部屋に戻ると血が出ていた。。。
どうやら噛まれたらしい。
2008年にタイで狂犬病の注射を受けているけど、その有効期限はどのくらいか不明。
おそらくシンガポールだし、チワワだから問題ないだろうけど、犬も狂犬病の注射を受けているか不明。

で、大家さんの部屋のドアを叩くと犬が出てきて、又噛まれた!
左足の脛を2回。状況を説明し、犬が予防接種を受けているか聞くと大丈夫だった。
が、大家の方が悪がって、11時過ぎだというのに近くのクリニックに連れて行くといいはる。

注射受けてるんなら問題ないし、もしおかしいようなら明日行っても間に合うからいいと辞退。
が、結局連れて行かれた。消毒して抗生物質を5日分きちんと呑みきるように渡される。
要らないと言うのに聞いてもらえず。痛み止めまで出されて、こちらは更に強く断ったのに渡される。
そもそも大して痛くないのに薬飲む方が体に悪いだろ。

100Sドル位してたけど、大家さんが払ってくれた。当然といえば当然か。
大きな病院に行けば保険がきいたんだけどね。夜遅いし、めんどくさいから好意に甘えることにした。

で、今日の朝アイラインを塗ろうとしたら、ここの湿気を吸ってすっかりもろくなったのか、ぼろっと崩壊した。

なんてこったい!

2011年4月12日火曜日

哲学的ひらめき

シンガポールに来て、日本に住んでいたとき以来の1時間かかる通勤中に哲学的なひらめきがあった。
今読んでいる本はブライアン・ワイス先生の「未来世療法」。
「過去世療法」はよく聞くけど未来世療法は珍しかったので空港で買ったのだ。

つまり、人生とは?っていうことなんだけど、
例えば、誰にでもジンクスというか、よく繰り返すパターン的な出来事って幾つかはあるはずだ。
もしくは似たような類の人が集まってくるとか、もうやめようと思っても何故か同じような人、同じような仕事、同じような間違いを繰り返す。

なぜか?
それはまだあなたが学ぶべきレッスンを学んでいないからだ。
人生は、あなたが過去世から繋がるカルマの中で学ぶべきレッスンを学ぶまで何度でも姿かたちを変えて、
教師を送り込んでくる。あなたにいやな思いをさせる似たような相手。
それは、あなたに大切な学ぶべき人生のレッスンを学ばせるために、あなたがそのレッスンを学ぶことが出来るまで、送られてきている教師なのだ。

つまり、物事や人間関係はあなたがどんなにあがいても、逃げ出そうとしても、変えようとしても
あなたがレッスンを終えていない限りどこまでもついてくるのだ。
ということは、あなたが学ぶべき人生のレッスンをマスターすることが出来た瞬間、あなたは瞬時に中々抜け出せずにいた全ての環境、関係性、問題から開放されるということだ。

私の場合、今まで国を変え、仕事を変え、その度に引越しをして回りの人間関係もめまぐるしく変わり続けてきたのにどこに行っても同じような類の人に出会い、同じような過ちを繰り返してきた理由は、つまりそういうことだったのかと腑に落ちた。

シンガポールの街は風水に基づいて設計されているとか聞いたた覚えがあるんだけど、そのせいか?!
シンガポールに来てから自分の気が他人や場所によってどす黒くならないのがわかる。
タイにいたときは会社と自分の家、簡単に言うと私の生活圏内全てと私の気が合わなくて、居たたまれなかったのを覚えてる。特に会社のある一角は植物を何度置いても全部かれるほどひどく悪い気場だった。
私も枯れそうだった。。。。

自分の気場が汚れると体も弱くなって、健康を害する。
その仕組みが良くわかった。
中国大陸にいるときも、やっぱり大気や水の汚染から自分の気場が汚れていくのが良くわかった。

つまり、きっと私は今まで学ぶことが出来なかった今世で解決すべき人生のレッスンをマスターするためにシンガポールに来たのではないかと思ったのだ。そして私がここを去るときは、そのレッスンを終了したときなんだろうと思ったのだ。

通勤中って空になれるから結構いいひらめきが降りてきたりするもんだ。

2011年4月9日土曜日

体の問題と場所

シンガポールに来てから、肌の乾燥という問題がなくなった。クリームを塗る必要もない。
かつてないくらい、しっとりとしている。20代前半の頃に戻ったみたいだ!
これはシンガポールのものすごい湿気のおかげだろう。
だけど風がそよそよ吹いているせいか、過ごしやすいしこの湿気なのに洗濯物はすぐ乾く。なんでだろ?

足の筋肉がなかなかつかない問題も解消された。
シンガポール人は、結構歩く。同じ東南アジアでもタイだったら5分以上歩こうと思う人は少ないけど、ここは違う。空気も治安もいいし、何より公園が多くて緑がいたるところにあるので歩いていて気持ちがいいのだ。
夜や朝の日の当たらないときの通勤は、素敵な散歩になる上に、足の筋肉もつく。余計な運動をしなくても運動不足にもならない。素敵!

全然シンガポールに興味なかったけど、住みやすい街として人気の理由がわかった。
本当に、悪くない!

2011年4月7日木曜日

本気で驚いた、シンガポール・チャイナタウンでの出来事

今私が働き始めたオフィスは、シンガポールのチャイナタウン付近の雑居ビルの中にある。
なのでトイレがね・・・外部の人も入れる。

今日、午後4時頃トイレに行って心からびびった。
素っ裸のおばあちゃんが、洗面台の前で水浴びしてたんだよ!トイレの洗面台の前で!!素っ裸で。
一応オフィスも入っているビルの中で。しかもここはシンガポールだぞ!公衆の面前でそんなことしたら捕まるだろう?!→ということは、すごく危ない人なんじゃないだろうか?と思ってびびったのだ。

急いで個室に入って用を足したけど、鍵を開けて出て行くのが怖かった。
だってほかにだれもいなかったんだもん。このおばあちゃんが裸で近づいて来たらどう対応すればいいのか、さすがに困った。何とか急いで脱出し、事務所に戻りシンガポール人にその出来事を話すと。。。。

「いつもこの時間にあそこで水浴びしてるのよ。だからこの時間はトイレに行かないほうがいいよ。4時ね!」・・・・
そんなあ。。。知ってたんならそういう情報は先にくれよと思った。
それにしても、「いつも」そんなことしてるのに誰も注意しないのか!?
ごみのポイ捨てしても罰金取られるこの国で??

まったくもって意味不明の出来事だった。
こんな事ってあるんだね。

2011年4月4日月曜日

涼しい

シンガポール、この季節なのに涼しい。
シンガポールの気候がいいのかと思っていたら、そうでもないらしい。
今年は特別だとか。先月バンコクでも21度とフェイスブックに友人が書いてた。
もっとも暑い3月、4月にあり得ない。

ここも風が吹いていて気持ちがいい。
シンガポールは公園が多いから、ただの通勤が夕方なんか「とっても気持ちのよいお散歩」になる。
タイでは皆5分以上は歩けない距離みたいな雰囲気だったけど、シンガポール人は15分なら余裕で徒歩距離。
靴も、ハイヒールでのろのろ歩くタイに比べてこちらではぺったんこの靴が多い気がする。
歩くスピードも、たいていの人より早いと自負していた私より早い人が多い。
その理由がここ数日夕方ふらふら出歩いてわかった気がする。

これならいちいちジム行かなくても結構いい運動になる。いえい!

2011年4月3日日曜日

シンガポール上陸

ほとんど何の興味もなかったシンガポールで成り行きで仕事が決まった。
というわけで、シンガポール上陸。7~8年前に1週間ほど就職活動&観光に来たことがあるだけ。
そのときの感想は「きれい過ぎて、私なんてここにいるだけで違法って感じ」。
つまり特に好きになれなかった。

今回の感想は「あれ?こんな感じだったっけ?ほとんど香港だな」。
おそらく、この数年の間に周りの東南アジア諸国が急にレベルアップしてこぎれいになったので
シンガポールだけ特別という感じがなくなったのか?
もしくは私がここに来る前に1年日本で過ごして来たからか?(前は中国から来たからすごくきれいに見えただけ?比較の問題??)

3月30日の夜中に日本を出たんだけど、今回は羽田発。
あーちゃんに会いに行ったので大宮から羽田はリムジンバスを使った。
そしたら。。。だーれもいなかった。くそでかいリムジンバスに乗ったのは最初から最後まで私一人!
なんてもったいない。。
羽田~シンガポールのフライトもガラガラで、3シート全部使って寝てこれた。

シンガポールでは日本のニュースはそんなにやってない。
でも、「福島原発の状況は悪くなるばかりだ」とは言っていた。はあ。。。。

週末なのでチャイナタウンとリトルインディアに行ってきた。
中国だな!
インドだな!と、正にそんな感想。

特にリトルインディアは足を踏み入れたとたん、懐かしいインドのにおいが漂ってた。
お香と香辛料だと思うんだけど。