2010年10月30日土曜日

毎年恒例の

今日は毎年恒例の「恐怖の従姉妹会」なるもの開催中。
私の従姉妹じゃなくて、「親族会」だから私は関係ないけどね。

ひたすら飲みまくる一族会。。。
肝臓を傷めたことのある私には縁の無いものだ。

2010年10月29日金曜日

明け方の夢

明け方に面白い夢を見た。

私はものすごい肩こりでアラブ伝統医のところでマッサージを受けていた。
最初に右肩からほぐし始めたお医者さんは、黒人の中年男性だった。

ものすごいコリが少しほぐれ始めたとき、先生は腕のつぼも刺激し始め、こういった。
「この肩こりは内臓の間の体液の循環が滞ってることで引き起こされているから、まずそっちの問題を治さないと直らない」。

実は最近、いつも寝る前に左の卵巣もしくは膀胱(昔膀胱炎になったときに変異を感じた場所)に違和感を感じていたのだ。

で、先生は内臓をほぐし始め(要するに腹マッサージ)た。すると夢の中でのあのひどい肩こりは無くなり、目が覚めると私もすっきり。

たまにこういう夢を見る。実生活で役立つことを教えてくれる夢。
早速内臓の疲れをとるために足裏と内臓マッサージをしよう。

2010年10月28日木曜日

2010年10月25日月曜日

類友③

シンセンで産休中のヤスコさんとスカイプでチャット。
イギリスで留学中に出会った日本語も話せるインドネシア華僑の好青年と
08年8月8日に入籍したヤスコさん。

夏に待望の長女が生まれたんだけど、シンセンで勤務してる彼女は中国の病院で出産したくなかったらしい。
その気持ちは良くわかるけど。。。
で、「ものすごく高い子だよ」と言いながら、予定日1週間前から香港にホテルを取ってその日に備え、香港の病院で出産した。もちろんそれまでもシンセンから定期通院していたことだろう。

生んだ後も子供のパスポートが出来るまでわずか電車で1時間とは言え、香港と中国の国境を越えることは出来ない。行きは腹の中にいたから良かったけど、帰りは体外に出たのでいくら新生児といえどもパスポート無しには戻れない。で、その間もまたくそ高い香港のホテルに滞在。

もちろん外国で出産は保険が効かないから高い。特に香港の病院は、あほみたいに高い。
よくやったよな、としか言いようがない。

その彼女の義理の母と弟とおじさん8人がインドネシアから子供を見にやってきたらしい。
なんだか意思疎通が出来なくて大変らしい。中国語がいまいちという問題以外にも、

①ホテル滞在している8人のおじさんたちが12時に家に迎えに来るはずなのに現れない。弟が探しに行ったまま帰ってこない。お母さんは待つのに飽きて風呂に入りだした。。。
②夫がお母さんが果物好きだから出してっていうから出したのに食べない(なんで?)
③一昨日来たばかりで、11月1日までいる予定だったのに、ホームシックだから今夜帰るとか言ってる

などなど。。。
子供が生まれた後にすぐ動けない彼女が夫に「育児日記を買ってきて」というと、そんなものをつける習慣がないらしいお国出身の彼は、「その辺の裏紙に書いておけば」→なんとか買いに行かせると、大学日記を買ってきた。→これに関しては、別に特別なノートじゃなくてもOKな気がするけど、こだわる彼女は「買い物も出来ない。。。」とむくれていた。

2010年10月23日土曜日

うつ病疑惑

みさぶの産後うつの疑惑は、私からカズのお姉さんにフェイスブックからメッセージでも
送って誤解を解いておいてと無責任なみさぶ。

で、そうした。
「こんにちは、この前スカイプでお話したみさおの姉です。カズとみさおから聞いたのだけど、
あなたとお母さんが彼女が産後うつになっているのでは?!と心配しているとか。。。
カズと大笑いしましたが、彼女は元々そういう性格なので心配しないで大丈夫ですよ!
日本語でもあんまりしゃべらないし、喜怒哀楽が表情にあんまり出ないし、用事がない限り外出しないし。。」

って書いてて思った。「うわっ。普通の状態が鬱みたいじゃん・・・・」
自分で突っ込んで、一人で大笑いした。うけけけけ。

ゆみ3側のおばあちゃんに電話でこの件を話すと、
「だって、私あの子(みさぶ)と話したことないわよ。どの孫も皆私が行けばこんにちはと、帰るときにはさようなら位いうけど、あの子は目が合うとにっこりするだけで話さないわよ」
「いや、いくらなんでも挨拶くらいはしてると思うよ。多分周りがわさわさしてるからかき消されて聞こえないだけだよ」。

うつ病疑惑、続く?

2010年10月21日木曜日

国民性の違い?

昨日みさぶとスカイプで話してて笑ったこと。
産後、ほとんど家から出ないみさぶ。それは彼女にとっては普通の事。別に産後でなくでも用がなければ彼女は動かない。

そんなやつを見たカズの親族(お母さん、お姉さん、おばさん)がカズに電話してきて、こういったらしい。
「ねえ、みさおは誰かお友達に会ったり、電話で話したりしてるの?ぜんぜん出かけないらしいけど」
「いや。友達にも会ってないし、電話もしてないよ」
「それはまずいわ~。産後鬱なんじゃないかしら?!皆で心配してるのよ」
「いや、彼女にとっては普通のことだよ。。。」

カズと大笑い。
トラちゃんが生まれてからカナダの反対側からカズのお母さんとお姉さんが来てくれたのは知ってた。
お母さんは動物アレルギーなのでカズの家に泊まれないから近くの親戚の家に泊まり、みさぶがトラちゃんを連れて会いに行った。そこで、産後動いたのでナプキンにあそこがすれて変な歩き方をしていたみさぶをみて、お母さんが「頼むから病院に行って頂戴」と悲しそうに?言ったらしい。
その後、「私に出来ることをしに来たわ」といって、ほとんど空っぽだった冷蔵庫を食べ物でいっぱいにして帰って行ったらしい。

これを聞いたまゆみ3は、「カズのお母さん、みさを見てどお思ったんだろう?あんまり英語もしゃべらないし、ぼ~っとしてるし」。

結論。彼女らは、みさぶを「産後鬱に違いない」と思っていた。
理由は、どこにも出かけないし(用事がない限り。これはトラちゃんの世話があるからなんだけど)あんまりしゃべらないし(英語があんまり出来ないせいもあるけど、性格の問題。日本語だってそんなに発言しない)、異国の地で寂しいに違いない→でも友達に会ったり、電話したりもしない→鬱にちがいないっ!!

国民性の違いかもしれないけど、日本だったら産後1ヵ月半でそんなに動き回る人のほうが珍しいかと思うけど、どうだろう?まあ、やつのしゃべらなさは時々そこにいるのにまるで存在感がないみたいになってるから、多少非常識かもしれないけど。あ、存在感を消せるって、忍者?なんてね~。

2010年10月20日水曜日

4つの種類

どうやらスーちゃんにとって、糞には4種類あるらしい。
1.無視する糞
2。匂いを嗅いでチェックする糞
3.食べたい糞(こっちが油断すると食べちゃう。。)
4.体に擦り付けたい糞

1・2はどうでもいいんだけど、3・4に当たるとこちらは最悪。
やめなさい!って引き離しても既に手遅れ・・・な場合もあるし。
おそらく糞の主の種類によって反応が違うんだろうけど、わかんないんだよね~。
困ったもんだ。

2010年10月19日火曜日

下界へ

昨日、久しぶりにこずえちゃんが来たので下界へ用足しに出たらなんだか疲れた。
山にばっかりこもっていると人ごみ?が疲れるようになるのか?

昨日はスーちゃんが散歩中に2度目の「体に喜んでうんこ(けだものの)をつける」失態。
最初はみさぶと数年前の散歩中にやられた。そんなこと今までどの犬にもされたことがなかったから、最初は土に体をくねくねなすりつけるスーちゃんをみて、「珍しいね、かわいいね」なんて言っていた。
起き上がってぶるぶるしたら、うんこくさ~。。。。最悪だった。
スーちゃんはとっても得意げでうれしそうだったけど。

今回は二度目なので、やつが首からスライディングしたときの得意そうな顔を見てぴんと来た。
すぐに引きずってやめさせたけど、首に最初についた分はもうどうしようもない。洗うしかない。
私が洗うわけじゃないけど。

2010年10月17日日曜日

ブログの利用法

もともとこのブログはタイで働いているときに、タイをお伝えする為にはじめたのが目的だった。
その後、その仕事を辞めたので、ほとんど更新されないまま放置された。
が、なにせ遊牧民的遺伝子が騒ぐ私としては、移動の度に国が変わる。荷物の移動も面倒だから
スーツケースに入るだけ入れて、後は全部捨てる→現地で必要なものだけ調達。という生活をしてきた。
そんな時、だんだんかさばるけど捨てるのがもったいないのが、日記。前はノートに書いていた。
毎日書くわけではないけど、後で読み返してみると「おお!そういえばこんなことがあったな。とか、気がついたこととかが、え?!こんな前から私こんな良いことを自分で言っているのに、何で忘れて又同じようなことを繰り返したかな~?」ということも多々ある。
で、このブログを個人的日記代わりに再活用することにした。
便利だよね。写真は持ち歩かなくてもフェイスブックに入れればいいし、日記はブログに書けば良いもんね。

で、最近ブログの新たな活用法に気がついた。
最近は、多くの人が自分の日常とかをブログに書いている。これもまさにそうなんだけど。
で、キーワードで検索していくと、自分の興味のあることを書いている人の日記の中に入っていけるみたいなものだ。これは、とっても他人・社会を理解する上で役にたつ。

奇人・変人の類としては、昔から結構自分の興味のあることと他人のそれが一致しなくて、宇宙人気分のことも多々あり。。。涼子ちゃんによると、中国にいるとき私は「はやく人間になりたいよ」みたいなことを言っていたらしい。。。なんだ、それは。。。

これからも、他の人のいろんな価値観や、生活を理解する為にブログは役に立つね。
今年、約半年日本でTVを見まくったのも良かった。よくわからなかった最近の日本がある程度理解できたから。ドラマにも国民性ってかなり出るもので、日本・韓国・中国・台湾なんかのTVドラマを見比べると面白い。歴史ドラマも各国のものを比べるとその国独特の今に続く価値観・民族性がどこから来ているのかわかってかなり勉強になるものだ。

2010年10月16日土曜日

定義

そもそも、何をもって私が「奇人・変人」と言われることが多いのか?
客観的に分析してみると、おそらく全体的な価値観が大多数の人とずれている部分が多いということじゃないだろうか?と思う。

価値観が変わっている→人は基本的に自分の価値観にしたがって行動する→行動が大多数の人から見た場合、変わっているので、何で私がそんなことしてるのか?したいのか?理解しがたい→奇人・変人の類に分別される。という流れじゃなかろうか?

私が、自分の類友と認識している人たちも、おそらく上記の理由で私は奇人・変人の類に分類したんだと思う。あと、付け足すとすれば、基本的に一匹狼的で、集団行動を好まないタイプが多いかな。
自分のやりたいと思うことを優先すると、それを自分と同じく面白いと思ってくれる人が少ないから、基本的に集団行動にはならなくなるしね。逆に言うと、大多数の人が興味を持つこと、大切だと思うことにあまり価値を見出さないということか。

涼子ちゃんを「変態」と定義したのは、彼女の性的嗜好?についてね。
私も自分のそれが一般的とは思っていないけど、変態ではないと思ってる。
彼女は、一見全うな社会人だ。人が困惑するような、変な行動?をとることもない。
チベットに一人で行って遭難しかける位だろう。

では、私の価値観って何なのか?ということになると、「おもしろいか、そうでないか」が判断基準。
何かをやる時、決断すると時に他の要素も多少は考慮するけど、「それって面白い?」が一番大切。
何でか自分でも理解不能だけど、私は辺境マニア。アジア~東南アジア~南アジアの辺境に行くと意味もなくわくわくしてくる。観光をするわけでもなく、ただ地元民と一緒に地元のマーケットの雑踏に混じってるだけなんだけど、これを定期的にしたくなる。

あと、自分の人生を、「最悪が最高」の掛け声の元、ネタにして笑い飛ばすのが大好き。
これは涼子ちゃんも同じだと思う。だから多少「危険かも?」と思っても、「ネタ的に面白い」と思ったら
ロシアンルーレット的に楽しんでしまう。というわけで、変なところに出没して、変なことに巻き込まれて痛い目にあったりもする。でも、所詮「人生のネタ」だと思っているのでのど元過ぎると忘れてまた同じことを繰り返す!

自分が女性であることは自覚しているんだけど、基本的に中身はおじさん。
外見を忘れて行動すると、やっぱり、痛い目にあう。そんなときに思ったことは、
「30代になれば、せめて外見がおばさんになればもう少し楽になれるはずだ」。

涼子ちゃんと、「もう30だからいいよね!」とお祝いにやったことは、
バンコク・タニアのゴーゴーバーで、若い男の子たちが、白いパンツ1枚で番号を点けて出てくる店に行って、怪しい白人のおっさんと、金持ちタイ人マダム(60代)グループに混じってエンジョイ!
さすがにお持ち帰りはしなかったけどね。。。

2010年10月15日金曜日

類友②

中国留学時代に知り合った変態、涼子ちゃん。
彼女は私を「奇人・変人の類」と定義するが、私は彼女を「変態」と定義する。

その変態との最近のメール。年末どおする?何とかすたんに行く?のやり取りの後。
まず、彼女が「新米はもう取れたか?稲刈りの手伝いなんかしてんの?」ときた。

残念ながら、家は農家じゃないので稲作はやってないのよ。
地元農家から買ってるの。
しかも今年の私はざっつ居候!いえーい!バージョンだから、
「くその役にも立たない30女」を決め込んでるわよ。
と、私。


笑える。
年齢と境遇を開き直った時点から「くそ」になるのだな、きっと。
まだ30歳前半やから「うんこちゃん」くらいにしておこうか。
このあいだ父と話してて、
「私がもう少し歳をとって、おじさんになったら・・」って言った自分に笑ったよ。
と、涼子ちゃん。

確かに最近、おばさんなんか卒業して、もうおじさんに片足突っ込んでる自覚はある。

涼子ちゃんとはおばかな20代前半を「最悪が最高や」っていう彼女の掛け声で楽しんだ仲。
2年前の年末にタイの辺境、ミャンマー国境で一人地元民に混じって違法国境越えを間違えてしてしまった
私に日本から電話を掛けてきた彼女。
日本では既に年越し済み。タイはもう少しだった。

いきなり、「ふふふふふ。。。出来なかった~。決心した今年中のプロポーズ出来ずにご飯食べて戻ってきた~」って電話だった。
11月にタイのわたしのところに遊びに来てて、例の黄色シャツ空港のっとりに巻き込まれて1週間ホテルで待機した後、「もう、タイになんか来ないわ」と言い残して帰っていった。滞在中に「今年中にプロポーズするで~」って言ってたのに、出来なかった報告だ。
そもそも、自分からプロポーズするで~っていうのも、既にオジサンっぽい。収入も彼女の方がいいらしいしね。。。

去年のクリスマスに一人ネパールをうろついていた私に酔っ払った彼女から電話が来たこともあったな。
やっぱり持つべきは、「いつまでも結婚しないでおじさんになりつつある同類」だね。
人生にたまらない笑いを持ち込んでくれる。
今年の年末はどこで彼女のどんな電話を受けることになるのかね?

2010年10月14日木曜日

奇人・変人

友達とのメールのやり取りで、恒例の「年末どこ行く?」がそろそろ始まった。
別に一緒にどこかに行くわけでは必ずしもないんだけど、行きたい場所が同じなら、一緒に行こうというくらいのうす~い計画。

今年は、どこか田舎はどお?(私)
田舎って、どこか?(友)
なんとかすたんのお国はどうよ?(私)
なんとかすたんは興味ない(友)
もちろんジョークだけど(私)
奇人・変人がいうとジョークに聞こえない(友)

このメールのやり取りから、最後の言葉で昔の出来事を思い出した。
中国で留学をしていたときのことだ。
仲良くしてた韓国人の子(Mとしよう)が、私ともう一人の友達が実習で半年留守にして、戻ってきた後になんだか変なことになっていた。
例えば、朝早く私の部屋に怒鳴り込んできて、「大変だ。●●があんたの上着を勝手に自分のものにして、あんたにのろいを掛けようとしてるから、早く上着を取り返しに行かないと」とかまじめな顔でいう。6時前だ。はあ?と眠い私を無理やり引っ張って、●●の部屋に引きずっていく。もともと「奇人・変人」タイプだから、又変な事してると思ってしばらく付き合ってたんだけど、どうやらマジで●●の部屋に怒鳴り込むつもりだとわかった。とりあえず、「ちょっとまってよ、あの上着は私があげたんだから、いいんだよ。心配しないでよ」と言ってその場を収めた。
午後、もう一人の友人が私に
「ねえ、今日のあささあ、Mが又変な行動してたんだけど」
「あんたにも?何?」
「え?あんたにも?なんかね、変な手紙持ってきたの。この世は黒と白だとか、光がどうだとか、わけのわかんないことが色々書いてあって。しかも朝早くにね。変だよね」
私も今朝方起こったことを説明。二人で「変だけど。。。。。いつもの悪ふざけの違うバージョンだよね。。?」ということでとりあえず話をやめた。

その後もいろんな人からMが一晩中お経らしきものを唱えてる声が聞こえたとか(彼女は無宗教)、「ねえ、M大丈夫?この前自転車乗りながら、私は誰だ?何をしてるんだ?とか騒いでたよ」とか情報が入ってきた。
とりあえず、悪ふざけはやめるように注意すると、私たちがいない間に韓国人同士で色々あったんだと言ってきた。共同洗濯場で服をめちゃめちゃにされたとか、被害妄想的なことを。
これは、Mらしくなかった。とても明るくて人がよく、韓国人っぽくない彼女にそんなことをする韓国人がいるとは思えない。

そんな感じでとりあえず状況を見守っていると、ある日外国人管理の先生から私の部屋に電話が来た。
「Mと仲良いって聞いたから聞きたいんだけど。。。M,病気じゃない?」
「何かあったんですか?」思い当たる節がないわけではない。
「Sホテルの入り口でね、1週間くらいH(韓国のニューハーフスター。Mは彼女の大ファン)が来るから待ってるんだっ言って動かないらしくて、ホテルから連絡が来た。最初はロビーにいたんだけど、怪しいから外に出したらしい。それでも動かないからこっちに連絡が来たのよ」

Mのお兄さんは中国人と結婚してこっちにいるので、彼の連絡先を教えた。
今までの変な振る舞いは、やっぱりジョークじゃなかったのか、とここで気がついた。
元々一風変わった子だったから、変なことをしても何かの冗談だろうと思い込もうとしていた。
だって、そうじゃなかったら本当にまずいことになってるってことだし。
実は、もう一人の友人と彼女の症状から、もしかして統合失調症じゃないかって話をしていた。
だけど、そういう病気にかかるタイプにはどうしても思えなかった。
それで状況を見守っていたら、ついに警察が出てきたか。。。現実を無視するわけにはいかなくなった。

嫌がるMをお兄さんと説得し病院に連れて行ったらやはり、統合失調症。
何でこんなになるまでつれて来なかった?と言われたらしい。
だけど、お兄さんも「いつもの悪ふざけ」だと思っていたらしい。みんな、そう思っていた。

実は途中から、その目にやどる光が尋常じゃないことには気がついていたんだけど、見たくないものを皆が見たくなかった。私がいた留学生寮には変なジンクスがあって、毎年留学生のうち1人が死んだり、おかしくなったりすると聞いた。最初は信じなかったけど、5年もいるうちに、確かに毎年誰かがおかしくなっていくのを目撃してきた。人がある一線を越えたとき、どんな目をするかも知っていた。Mがそうなっていることも本能的にわかっていたんだけど、中々認めたくない現実から人は楽観的に目を背けようとすることを実感した。

そのあと、客観的に見たらおそらく多少「奇人・変人」の気がある私も何かあっても発見が遅れるな、と思ったりもした。もう一人の友人と「正常と異常の境界」について話したりもした。彼女も多少奇人・変人の類なので二人でリアルに落ち込んだ。

Mはその後、病院に行かせた私たちを恨んでた。「よくも私にこんなことをしてくれたな」とまで言われた。
だけど入院中に、私たちに会いたがっているとも聞いた。これが最後の年だったので、そこを去る前に会いに行ったら、「あんたを許せないけど、あえなくなるのは寂しい」。

それからMは両親の元に帰り、しばらく療養。半年後位に又戻ってきたけど、一人暮らしは難しいみたいでしばらくしたら留学は諦めて国に戻った。たまに中国から電話をしたりもした。3年後くらいには、「あの時、私おかしくなってたから、あんたを恨んでた。でも、今はそれが間違いだったことがわかってる。私、おかしかったの。今でも時々そうなるし、社会復帰出来るかわかんないけど、前よりはましになった」とメールが来た。電話で話す声は前より高くて不安定だ。いい時は少し落ち着いた昔のMの声に近くなっている。

何度か私のところに気晴らしに遊びに来たら?と誘ってみたけど、まだ一人で中国に来る気にはなれなかったみたいだ。

「奇人・変人」っていうキーワードから、久しぶりにMのことを思い出した。

2010年10月13日水曜日

久しぶりにイラついた

今日は久しぶりにイラついた。

①某保険会社に海外旅行保険のことで問い合わせをしたら、毎回同じ質問をしてるのに、
「申し訳ありません。調べて掛けなおしますので少々お待ち下さい」を4回もやられた。同じ担当者。
何度言ったら私の質問の意味がきちんと理解できるんだ?!恐るべし、長岡支店。
何度も的外れな答えをしてきて、「いえ、ですから私の質問は~~~~なんですが、わかっていただけますか?」と最後には言ってしまった。で、ようやく回答に結びついた。海外だったらここまでイラつかないけど、日本って事で私の期待が高すぎたのか?!

②7時に何気なくつけていたTV番組で190KGに太ってしまった女性のダイエットプログラムをやっていた。普通は見ないんだけど、190KGってあまりにもすごすぎて目が離せなくなって結局2時間見てしまった。(彼女のダイエット変身後を見せるまで)
だけどこの番組、CMをはさんで同じ映像を何度も何度もリピートして時間を稼ぎ、なかなか変身後に行き着かない。こんなの30分でまとめられるだろうと言う内容をどうどう2時間もかけて放送してる!全くいい加減にしてほしい。それに付き合って2時間も費やしてしまった自分にもイラついた。
基本的にせっかちなので、結論に飛びつきたい私としては、こういうのが一番苦手。


結論:イラついた理由
私はせっかち。待たされるのとか、まどろっこしいのが大嫌い。
そんなこと知ってるけど、人間の本性って簡単には変わらないんだよね。記憶がなくても同じ反応するし。

2010年10月12日火曜日

記憶よ、さようなら②

ここ数年、たまにこんなことは起きていたけど、またやった。
前に読んだことのある本を、忘れて又読みかけた。。。
途中で、「あ、これ読んだことある」と思い出した時の無駄をした感覚!
別に今は暇だからいいんだけど、それにしてもくやしいじゃないか!?

しかも、暇だから読んでるので図書館で借りた本だからまだいいけど。
笑えるのは、同じ図書館に数年ぶりに行って、忘れて選ぶ読みたいと思う本も同じってこと。
だって、5冊借りて、そのうち3冊はダブってたんだよ。我ながら、参るね。
だけど思うのは、同じ状況におかれると、私は時間は経ていても私は同じ行動を取る=同じ反応をする=この反応こそが、私の個性?本性?
これは私だけじゃなくて、他の人にも当てはまるんだろうけど。
人って記憶や経験で行動するんじゃなくて、もっと本能的な何かで反応した結果が過去になっているのかとも思ったりした。

ここから暇な私の妄想開始。
過去世の記憶っていうのも、こんなもんなのかもな~と考え出した。
脳みそのどこかには残ってるんだけど、忘れてて、何かの拍子に思い出す。
過去世と現世の過去って言うのは、違うものだけど、とっても似ている気がする。
もしかしたら、同じなのかも。。。?

2010年10月11日月曜日

これって妄想?

北朝鮮の後継者デビューのニュースがここ数日放送されている。
数年前に一度脱北者の著書にはまって読み漁ったことがある。
最近は韓国と中国の歴史ドラマを見て、北朝鮮の変な考え方は朝鮮半島の今までの歴史を
なぞっているだけだと判明。そしてそれは中国のやり方と多くの共通点がある。
中国的思想については中国生活が長い私には理解しやすい。

今日ヤフーニュースか何かで、今回のションウンさんデビューで人民にここ数十年で最大級の
食料品の配給があったという記事を読んだ。だから人民は喜んでいると。

で、私はこう思った。
「だから今回あんなに外国メディアを入れたのか。きっと一人いくらってものすごい取材費を要求したんじゃないだろうか?それで人民に配給が出来たんじゃないの?」

これって、私の妄想?
もちろん、後継者のデビューを世界に広めるっていうのも目的の一つなんだろうけど、
対人民政策で、配給を豪華にする為には現金が必要だよね。
それを外国メディアに取材を許可するという形で入手し、一石二鳥!とか。。

類友①

類は友を呼ぶと言うけど、私の知り合いには奇人・変人の類がちょっと多い。
まあ、ゆる~く、「多少の変わり者」としておこう。

その中の一人、ジミーから久しぶりにメール連絡があった。
私が前に「最近飼い始めたというアヒルの写真がみたい」と言った(らしい)。
その写真とともに、犬と彼の母親の写真も送られてきた。
ジミーは自分の母親が苦手だと前に言っていたので、嫌がるかと思ったけど、事実だからあえて
「お母さんに似てるね。一目見てわかったよ」と送ると
「マジでやめてくれ。母に似てるといわれるくらいなら、犬かアヒルに似てるって言われるほうがまだましだ」と来た。

ジミーがどんな風に「多少変わっているか」というと、多分個人の趣向の問題なんだけど、あんまり人が興味を抱かないものに興味を抱くというところか。私もそうだけど。あと、物言いがおかしいんだよね。母親に似てるくらいならアヒルのほうがまし、とかもそうだけど。

2年ほど前に両親の移民先のアリゾナにジミーも移民した。(ジミーは香港人)
そこまではいいんだけど、その後言ってきたことがこれ。
「アフガンに行ってみたくてさ、エンジニアとして志願したんだけど、断られたんだよ。まだ移民して日も浅いからとか理由はあるんだろうけど、誰も行きたがらないだろうに、行きたいって言う人を何で断るか」。

「そもそもなんでアフガン行きたいの?」
「自分でもこれといってよくわかんないんだけど、例の”お尻がむずむずしてきてどこかに行きたくなった”って感じだよ」。

又別件。
「今の職場のボスは俺たちみたいな移民を安く使って上手く設けてるぞ。ケーブルテレビの設置とか、家の中の電気関係のことにうとい主婦向けに俺たちエンジニアを派遣するんだけど、君好みのインド系・パキスタン系のモデルみたいなハンサムばっかりが働いてる。これで用はなくても暇な主婦があれこれをお呼びを掛けるってわけだ。最初はここ、モデルエージェンシーかと思って居心地悪かったよ」

前に上海で再会したときには、家でご飯を作ってくれた。
上手いんだけど、量が半端じゃない。2人でこんなにどうやって食べるんだよ!?という量を作っておいて、
「あんまり食べてないな。減らないじゃないか」
。。。無理だろ。。。軽く6人分はある。量を考えて作ってくれ。

まあ、妹の婿に来てくれと話をした事があるくらい、いい人ではあるんだけどね。

2010年10月9日土曜日

過去の記憶よ、さようなら

高校卒業後、アジア辺境を移り住んで?いたので基本的に一人暮らしが10数年になる。
今年は仕事を辞めてから、次の仕事までの期間が予想以上に開いたので、実家で「座敷わらし」に間違われながら居候を決め込んでいる。

これが、以外にいろんなことに対する気づきをもたらした。
まず、私は記憶力がとってもよかった。(昔はね)
だけど、記憶と言うのは、現実認識と同じく人によって同じ事を体験しても、同じ記憶を共有するとは限らないということに、気がついたのだ。
数ヶ月親のところに居候したおかげで、「昔こうだったよね~」、とか「あのときさあ~」という話をするときに、お互いに記憶に違いがあるということと、相手が覚えているのにまるで覚えていない自分の言動などが明らかになった。もちろん最初はお互いに自分の記憶が絶対だと主張するんだけど、あまりにもそれが多いので、私は上記の結論に至った。

しかも、もともと遊牧民的性質なのか、成人後一つの場所にあまり定住していない私としては、
引越しごとに私物を始末してきた。(郵送費のほうが高いから、現地で新しく調達出来るものはそうする)全く知らない土地に行っても友達も現地で新しく見つければいいし、そのときの私にふさわしい人に新しい場所で出会えるし、もちろん場所を離れてからでも続く友情は続く。

そんな風に、どうやら、いつの間にか記憶も。。。。あんまり過去の事を覚えていなくなったらしい。
最近は、まじめに思い出さないと昨日何食べたか思い出すのも大変(これって、やばい?)

ところが最近はまっている仏教の教えでは、過去にはこだわる必要はなく、今しかない、と言うようなことを言っている。

過去を記憶しないと言うことは、それはそれでいいことなのかもしれないと思う今日この頃。
仕事に影響するような記憶喪失はまずいけどね。

2010年10月7日木曜日

ゆみ3とぞみ3

長いこと放置していたので、とっくに失効していると思っていた郵便局の通帳がまだ使えた。
CITIバンクの日本円を全部こっちに移してしまおうと思い、通帳の有効性を確認しに郵便局へ。

ところが、カードは数年前に「もう郵便局使わないからいいや」と切り捨てた覚えがある。
通帳と判子があれば郵便局からは引き出せるが、ATMの場合、暗証番号が必要。
そんなもの、当然覚えていない。
可能性のありそうな番号を試してみたが、駄目。

番号照会の申請書類を出さないとどうしようもない。
その書類には、身分証明書も添えて出す必要があるのだが、そんなつもりでなかったのでもって行ってなかった。実は書類に押す判子も持っていっていなかった。
が、不幸中の幸いにゆみ3が持っていた。

この書類を出す必要があるというくだりまでで既に何分にもわたって局員の方を相手に
騒いでた。「え?そんなの必要なんですか?もってな~い。番号も全く覚えてないし、カードは昔切って捨てた記憶が。。。」などなど。困ったお客の見本みたいなものだ。

ようやく判子があるから何とかなるか、と思ってゆみ3が判子を押すと。。。。
上下逆。。。。

二人で自分たちのあまりにものていたらくに、私は苦笑いで崩れ落ち、ゆみ3も
「あら、反対だわ。どうしよう。うふふ。。。」

笑いすぎた上に、用事を足すことも出来ないまま帰ってきた大間抜けな1日だった。
疲れがどっと来た。。。

自分にね。。!

2010年10月6日水曜日

シーザーミラン!

カリスマドックトレーナー、「シーザー・ミランの犬の気持ち分ります」
がFOXで始まった。楽しみにしていたので、早速見た。

結果、とっても反省した。自分の犬に対する接し方に。
シーザーいわく、犬の問題行動を直すコツは、「犬にはリハビリを、飼い主には訓練を」だそうだ。
全く、その通り。
犬はその瞬間に生きているので、過去を引きずらないそうな。
つまり、状況に反応する。相手に反応する。その二つが変われば、犬は即座に変わる。
シーザーと一緒にいるだけで、犬が本当にすぐに変わっていくのには驚かされる。

今日早速散歩のときにスーちゃんへの接し方を変えてみた。
私のスーちゃんに対する気持ちは、「お友達」。
でも、それはいけないらしい。犬はお友達である前に、家族である前に、犬として扱ってあげないといけないらしい。友達だと思っていると、犬は状況をコントロールしようとする。
正しい犬への接し方は、「私はこの犬グループのボスであり、あなたは群れの仲間であり、ボスである私に服従しなさい」。この関係がしっかり築かれれば、犬はあなたの指示に従い、問題行動をやめるのだ。

スーちゃんは基本的にそんなに問題行動のない、素直な気のいい犬だ。
だけど、猟犬だから散歩に行くときに藪に入ってがさがさして、ジグザグ歩いて、人と紐で繋がっていることを考えたりはしない。だからたまに引っ張られると痛い思いをすることがある。

今日は、まず紐を短く持って、「まて。お座り」「ゆっくり」と威厳を持って指示したら、
なんと!!!!スーちゃんが言うことを聞くではないか!?

今までわさわさ犬だったのは、私の態度が問題だったのね、と反省。
あんなに素直でいい犬なのに、12年も「馬鹿犬」扱いされてたのは、飼い主のせいだったのかと深く反省。。。。

すごいぞ、シーザー・ミラン。
次回も楽しみだ。

TV的に一番面白かったのは、男の子に対して恐怖心を持ってしまった犬のトラウマを克服させる訓練に、シーザーが自分の息子を連れてきて、こう紹介したこと。
「彼らはただの子供ではありません、僕の子供たちです!」
笑った。。。!
「つまり、小さい頃から犬とずっと接してきているので、犬との接し方を良く分っています」
まあ、そういうことなんだけど、それを先に言わないから笑えた!

2010年10月2日土曜日

日本の常識、世界の非常識

タイトルにあるような、タイトルのTVを見た。
コンゴ共和国の治安の悪さにびっくりしたんだけど、現地コーディネーターか誰かが言った言葉でインドを思い出した。

「日本では、警察官、セキュリティーなどは私たちを助けてくれる人としての認識があるが、ここでは=強盗集団と思っていい」。
これ、インドでもそう。
州から州への田舎道なんかで途中で警官に車を止められたら最後。
いちゃもんをつけられて、賄賂を渡すまでそこを通してもらえない。

一度道が分らなくなったので、インド人に「あの辺に警官がいるみたいだから道を聞いてみたら」
と、日本ではごく普通のことを言ったら、「はあ?何言ってるの」って感じで、警官=強盗集団と
言われた。また、あほな事言って。。。と思ったけど、これが事実で私は憤慨。
でも、憤慨したところでどうしようもないんだよね、インドでは。

電気だって、停電するというより、「1日のうち数時間だけ電気がつく」と言ったほうが正確な地域も多い。
でもそれは、たいてい地域住民も悪いのだ。
電気代を払わなかったり、盗んだり、ごまかしたり。結局全うに送電しても元が回収できないからそういうことになるのだ。まさに、自業自得。
南インドは比較的人の質がいいので、電気もそれなりに(インフラ整備がされている場所なら)送電されているのにね。

カナダのトラちゃん

私の初めての(もしかして、最後の)甥っ子トラちゃんはカナダ人だ。
なので、と~ってもカナダっぽく「おおらかに」育てられている。

スカイプごしに、「目開いた顔が見たいから起こしてよ」といえば、
たてに抱かれてゆさゆさされて無理やり起こされる。
退院して家に始めてきたその日に、3匹の犬と1匹の猫がわさわさと寄ってきてにおいかぎ&なめなめ。

しなびて落下したへその緒は、犬が食べたらしい。。。。
ゆりかごに入りたい猫は、いつもみさぶが追い払う。
追い払いきれずに一度入られたらしいが、現時点で猫とトラちゃんの体重はほぼ同じ。
つぶされたら、危ないよ~。