2009年1月29日木曜日

ブータンに行きたい

私はブータンに行きたい。
なぜか?

GNH(国民総幸福量)という概念が実際の国策の中でどのように運用されていて、人々はそれをどう感じているのか、実際に見て、勉強してみたいからである。

ブータンは、「GNH(国民総幸福量)」を最優先させた国家発展を目指している
世界で唯一の国である。

GNHとは第4代ブータン国王殿下が発明?された概念で、「経済的発展より、国民の幸福感が増大する政策、国づくりをするべきだ」という考え方のことであり、ブータンの国家発展のベースとなっている概念である。

GNHの4つの柱とは、
①持続可能かつ公正な社会経済学的発展
②環境の保全
③文化の保護と促進
④良い統治
と言われている。

具体的には、
①国土に占める森林の割合が60%以下にならないようにする
②環境を悪化させたり野生の動植物の生態を脅かしたりするような工業・商業活動の禁止を法律で
 定めている
③環境保護の観点から、道路建設や電線の設置を見送る地域もある
④環境を保護しつつ天然資源を有効に活用する技術は積極的に取り入れ、変化を恐れないけれど
 もその変化が本当に必要がどうかを見極めながらの発展を推進している。

など、近代技術と伝統文化を融合させつつ、世界で初の試みとしてGNHを研究しながら、ただ欧米化
するのではないブータン独自の発展を目指している。ある意味、環境保護最先進国と言える。

このような政策を日本の地方自治体も勉強し、取り入れてみたら面白い自治体が出来るんじゃないかと妄想したりする。

次回はブータンがどんな国か概要を簡単に説明したい。

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