2009年3月12日木曜日

タイロングステイ日本人の会

タイロングステイ日本人の会の定例会に参加した。
当然かもしれないが、ロングステイをしている方は退職した方が大半だ。
ようやく30に手が届く私には場違いな気がした。

が、楽しかった。
毎回ゲストスピーカーを呼んでの講演があるらしい。
今回は某テレビ局のアジア総局長の「紛争地域での取材体験」。

ソマリアが無政府状態の時に取材に行くと、銃を向けられゲリラにお金を要求された。
幾らか?と聞くと100ドル(安すぎるだろ。。。。)
領収書はもらえるか?と聞くとポカンとされた(普通聞かないだろ。。。)
説明して、その辺の紙に100ドルと書いてくれというと書いてくれた。(結構協力的?)
そのあと勝手に車に荷物を積まれて、積み込み代100ドル要求された(領収書を書いてもらう)
その後、色んな手配・コーディネートを1件100ドルでこのゲリラに頼んだらしい。
一度は彼の家に泊めてもらったとか。3人100ドルで。(このゲリラ、100ドルしか知らないのか?)

他にもロングステイをされている方のお話を聞くと、結構元駐在員が多かった。
中東・アジアを経験されていた方も多く、面白い話が聞けた。
思い込みを訂正されたのは、「ロングステイってお金がないと出来ないものなんだな」ということ。
ある方は1か月50万円位無いと悠々自適の生活は出来ないと言っていた。
日本の田舎に住むより高い。
しかしながら、皆さんを見ていて思ったのは、楽しそうだな、ということ。
実年齢に比べてはるかに元気で活動的で、若いのだ。
80歳になり、会長を辞任した方のあいさつで、
「まだ80なのであと20年くらいはよろしくお願いします」というのがあり得るかも、と思えた位に。

自分の老後を考え直すべきかも知れないと思った。
退職後の日々は私が今想像するより、はるかに長いような気がしてきたから。

4 件のコメント:

  1. >手配・コーディネートを1件100ドルでこのゲリラに頼んだらしい。
    思わず笑ってしまいました。
    100ドルしか知らない上に、領収書まで書いてくれるなんて・・(でもこんな事って、本当にあるんでしょうね・・)

    先達の貴重な経験談を聞かせてもらって、益々老成しそう?
    でも楽しそうな日々で幸せですね。
                   ま

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  2. ご無事でよかったですね。
    たったひとつしかない命です。
    大切にしたいものです。

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  3. タイでの生活は刺激がないそうです。
    多分、刺激中毒なんでしょう。。。

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  4. 刺激中毒、とはすごい、ですね・・・

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