みさぶって奴は、根っからの下僕体質。
最初は私の下僕から始まり、次はカナダの旦那に移り、今は息子のトラちゃん。
生後3ヶ月にも満たない赤子に見事に振り回されている。
バンクーバーのダウンタウンに買い物に行ったときのこと。
私「ほら、あんた何か買って欲しい物があった言え。お祝いをお金ではやらないけど(あげるとどうでもいいおもちゃとか買って終わるから腹立たしい)必要と私が認めたものは買ってやるぞ」
み「あ、ズボンがこれ、破けたから」(と、膝が裂けたジーンズを指差す)
私「じゃあ、それ買えよ」と、そこでぞろぞろと目の前にあった店に入る。
みさぶはもっとも近くにあった黒のズボンを手に取る。
私「あ、(今はいているズボンを指差して)黒いのなら私が今はいてるのよかったらおいて行くよ」(だから、他の色の買えよといういみ)
み「あ、そう。じゃあそれでいいや。要らない」
恐るべしは3つ子の魂。昔から買い物が大嫌いで、最後には
「お姉ちゃんのお下がりでいい」といっていた奴だけのことはある。
ゆみ3が
「でも、そのサイズ、産後体型が戻らなかったら入らないんじゃない?」の一言でようやくしぶしぶ
いくつか試着に行った。
同じくバンクーバーで取っ手が壊れたという掃除機を買いに行く。
誰が使う掃除機だ?!私とゆみ3が選び出して、本人は蚊帳の外。
これではいかんと自分で選べというと、今度はカズが出てきて結局前と同じようなのを選んだ。
みさぶはやっぱり蚊帳の外。
バンクーバーのお家でも、一番新入りのみさぶは前からいる犬3匹にも下僕扱いされる。
ハナビーは、なんかの拍子にみさぶのズボンのすそを噛んだらしいので、怒ってスリッパでたたいてみたらしいが、何の反省も、恐れられる様子もなし。むかしからみさぶは犬とか動物にうんこつけられたり、馬鹿にされたりしてきた戌年女。
因みにちょっとトラちゃんを鼻先で突いたのをゆみ3に見られて怒鳴られたときのハナビーは、
びくっとして、後ろに飛びのき、その後ゆみ3の後をついて周り、ご機嫌伺いしてた。本当に怖いものは本能でわかるらしい。
トラちゃんは、3ヶ月目にして、寝ているのが好きじゃない、6~12ヶ月用の子供のお洋服を着ているでかい赤子。起きているときはいつも立っていたい!足が「むんむん」とスクワット的動きで立とうとし続ける。
腱鞘炎で痛む手首にサポーターを巻いて、みさぶはトラちゃんの要求どおり、トラちゃんが立っていられるように支え続ける。。。。
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