2010年12月19日日曜日

皆異星人

親、兄弟は自分から見て遺伝子をそれぞれ半分づつ共有してるんだよね?!
だから何となく、自分と同じ面には目が行かず、違う面に気がつく。
「なんで兄弟なのにこんなに違うんだ?!」というやつだ。

みさぶと私にもいつくかの共通項はあるはずだ。
だけど、性格的にあまりにも正反対なのでやはりそっちにばかり気が行く。
当たり前なんだけど、良く考えてみたら、私たちは同じ親、同じような環境で育った。
だけど、大きく違うことがある。私には妹がいて、みさぶには姉がいたということだ。
私には姉はいなかったし、みさぶには妹はいなかったのだ。これはでかい。

「なんでこんなに自主性のない性格なんだ?」と度々みさぶをみて理解に苦しむ私だが、
私みたいな姉がいたら、あんまり自主性を発揮する必要自体がなかったかも~なんて思ったりもする。
逆の立場から考えてみると、私みたいな姉がいたら、大変だね~。。。と言う気もしてきた。
近くにいなければ問題はないけど、一緒に住んでいたらその影響は免れられないだろう。特に幼少期は。

半分は同じ遺伝子をもっている姉妹でこうなんだ。
年齢、文化、育った国、性別、人種、宗教とかが違う他人を理解することは非常にハードルが高い。
特に性別というやつは、でかい。
持っている臓器すら完全に同じではないんだから、これはもう異星人に近い。
考え方が根本から違う、価値観が違うというのは、当然のことだろう。

犬の気持ちだって、分るようで全部わかる訳はないのだ。
今日、猟から帰ってきたスーちゃんに散歩の格好で会いに行ったら、
「ええっ!?今日は勘弁して下せぇっ!」ってびびった顔で眉間にしわ寄せてた。

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