中国では何度も色んな病院にかかってる。
まずは成都時代。
留学数年目にして初の中国病院デビューをした。
数週間、左のわき腹が変だった。なんていうか。。。痛いとかそういうのではないんだけど、
「ものすごい違和感を覚える」といった感じ。最初は無視してたんだけど、無視できないほどの
「違和感」が主張を始めたので諦めて病院へ。
四川大学敷地内にある、「望江病院」だったはずだ。一番近いし、通り道にあるから。
もちろん、バリバリ中国人民しか利用しないローカルな病院。
よくシステムもわかんないけど、取り合えず当たって砕けろ。
中国では大体「グアハオ」といって、まあ、「順番待ちの紙」を最初に貰う。これに1元とか(時代、場所、病院のレベルによって値段は様々)払ってもらった(気がする)。
で、自分が診察を受けたい課に行く。とりあえず内科に行った。
診察室のドアは開いたまま、先生の前から廊下まで長蛇の列。私も同じように割り込みをしたりしながら、列につく。これはすごいぜ。プライバシーなんてない。皆、前の人が診察されている内容が聞こえる。
私の番が来る。すると、「不機嫌な顔のおばさん先生」が、手をふっと上に振り上げ、「男性は後ろに下がり、ドアを閉めるように」といった。一応私が若い女性だったので、服をめくって診察するのを気遣ってくれたようだ。日本だったら当たり前なんだけど、これにはちょっとびっくり。
尿道感染か、膀胱炎か、結石の疑いということで、尿検査と超音波検査を指示される。
自分で先生が書いてくれた検査指示を持って、尿検査ラボに行き、用具を貰って尿を取り、コップを持って検査室に持って行き、その前で検査結果を貰うのを待つ。15分くらいですぐに結果が出た。会計もここで済ませる。7元だった。安い!早い!
超音波検査はその時技師がいなかったので翌日排尿しない状態で出直すように言われる。
そうした。これも翌日そのまま病院に入り、検査室に直行。技師を自分で探して検査してもらう。
ごわごわのわら半紙+アルファみたいな紙で検査後のジェルをぬぐってもらい、終了。28元。安い!
二つの検査結果を自分で貰い、持って最初の先生のところへ向かう。
「よかったね、結石じゃないから、多分尿道感染だ。抗生物質と利尿剤(漢方)を出すから薬が終わったらまた尿検査においで。水をたくさん飲むように」。
「因みに、尿道感染の原因は?」
「上からも、下からも感染しうる」
・・・・何となく思い当たる節はいっぱいあった。まあ、いいや。
薬が終わって再検査。
「んん?今度は尿に蛋白が出てる。。。まったくこのおねえさん(小姐)は。。。」とぶつぶつ言った後、利尿作用のある漢方をもう1週間飲むように指示され、終了。飲み終わる頃には、すっかりわき腹の不快感も消えていた。中々優秀かつ安い、中国人民の利用する病院!
なんでこんな事書こうと思ったかというと、最近又この覚えのある「わき腹の不快感」を感じることがあるから。。。。思い出しちゃった。
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