2009年2月24日火曜日

タイの伝統医療④

タイの伝統医療から見る病気の原因

体の構成要素は以下。
・土
 髪、毛、爪、歯、皮膚、筋肉、靱帯、骨、骨髄、脾臓、心臓、
 肝臓、筋膜、腎臓、肺、大腸、小腸、食べたもの、排泄物、
 脳、脊髄などの土に帰るもの全て
・水
 胆汁、痰、膿、血液、汗、脂肪、涙、リンパ液、唾液、鼻水、
 滑液、尿など液体の全て
・風
 足から頭への動き、頭から足への動き、お中の中の動き、
 胃腸の動き、血液の動き、呼吸の動きを構成する要素
・火
 体温、高熱、老化、消化を構成する要素


タイ伝統医学では、これらの要素のバランスが崩れる=病気になるという考えを基本としている。

・「カパ」=水と土のバランスが崩れると
 気管支疾患、喘息、鼻炎、糖尿病、花粉症、蓄膿症、
 腫瘍、肥満、関節炎

・「ピッタ」=火と水のバランスが崩れると
 胃、十二指腸疾患、肝臓疾患、胆嚢疾患、脾臓疾患、
 アルコール依存症、皮膚病

・「ヴァータ」=風と空のバランスが崩れると
 腰痛、坐骨神経痛、大腸疾患、頭痛、脳卒中、狭心症、
 高血圧、冷え性、パーキンソン病

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