以前紹介した「バンコクの不思議」について書いた文章が添削されてきた。
直されたものをここで紹介する。
人通りの少ない路地のアンモニア臭
自宅付近の電柱と歩道橋上で毎日格闘している。
アンモニア臭だ。
強烈に臭う。
日本の公衆トイレのなか以上、汲み取り式トイレより少しましなレベルだ。
臭うのは、「人通りの少ない」路地の電柱付近。そして「歩道橋の溝」。
息を止めて通り過ぎようとする。しかし歩道橋を上がって降りるまででは長すぎる。
なぜ臭うのか?
タクシー運転手や物乞いがそこで用を足すからである。
電柱付近では臭いだけでなく、用を足している人を見ないための工夫も必要だ。
もちろん大量の放尿で濡れた地面を踏まないようにするための工夫も。。。
乾季を迎え雨が降らない季節になると、それが流されることなく日々蓄積していく。
結果、強烈なアンモニア臭の原因となるわけだ。
バンコクは国際大都市である。この街で見かける外国人は東京以上だ。
スカイトレインも地下鉄もある。東京で手に入るもので、ここで手に入らない物はほとんど無い。
そんな大都会に住みながら、どうして彼らはそこで用を足すのだろう?
雄犬は電柱を見るとマーキングをするが、タイ人は雄犬の遺伝子が強いのか。
では、なぜ歩道橋の溝に。。。。?
バンコクでは外出中にトイレに困る事はない。
どこかのショッピングモールに入ればいいからだ。電柱&歩道橋放尿者はそういう場所に
入れないのだろうか?
ここで生活を始めて約半年。未だに解決されない小さな謎だ。
以上。
「テンポと目の付けどころがいい。あとは、それをどう効果的に伝えるか。
じっと耐えるように文章を続ける部分を吟味することでしょうか」とのアドバイスを頂いた。
次回のテーマは「タイ人のBTSの正しい乗り方」だ。
今回の講座内容は、前回の内容を踏まえた上での注意点。
以下ご紹介。
①内容的注意点
*原稿は、読む人を偉くしなければいけない
→呼んで何かを発見しなければいけない→そうなるように誘導する書き方を。
*あまりに多くの説明を書かない。
*まとめは読者にまかせて、あまり書かなくてもよい
→これでいいのか?と思う位の終わり方でよい。
*書き出しの一文を短く。インパクトを持たせる。
→この部分はキャッチになるので、一番アイデアを使う。
*「 」会話で入るのが一番引き込みやすい。(書き出しに困ったら使うテクニック)
*原稿の大きな流れは「起承転結」だが、このまま書くとあまり人に読んでもらえない
→「転」→「起承結」の方が良い。
*人に読んでもらえる文章は始めの5行が勝負。
②技術的注意点
*同じことばを繰り返さない
→「~である」、「~でしょうか?」のような終わり方が何度も続かないようにする。
*1パラグラフの使い方
→2~3行で一回改行が普通だか、これを繋げただけではレポートか日記になってしまう。
原稿には「遊び心」が必要。
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