2009年2月19日木曜日

タイの医療事情②






















ホテル並みのサービスを目指すタイの私立病院。

日本と比較すると以下の点でタイの病院は優れているといえる。
*入院・診療の完全個室制
*新しい医療機器・技術、新薬の取り入れに積極的で米国と同じレベルにある。
 (世界最先端といえる)。これは、日本と比べて法的規制が緩いために可能となっている。
*土地が安いため、スペースを広々と使えるので病院内もゆとりの空間が多い。
*人件費が安いため、看護スタッフに人数的ゆとりがあるのでより行き届いた看護が出来る。
*タイ人固有のホスピタリティーにより、よりよいサービスが提供されている。

バンコク市内で日本人マーケットに最も力を入れているサミティベート病院では、「ディレクター・オブ・ジャパニーズサービス」というタイトルで日本人担当者を2005年にヘッドハントしてきた。

この方の前職は、クアラランプールのマンダリンオリエンタルホテルのセールスディレクターだ。

背景としては、日本人のお客様(患者)増加に伴い、マーケッティング・サービス部門にどうしても日本人が必要となったことがあるらしい。


写真はサミティベート病院の入院個室。(デラックスとプレジデント)
入院代は1泊
*普通の部屋:4000B~
*デラックス: 6500B~
*プレジデント: 9700B~
当然全ての部屋に完全個室のバス・トイレ付き(ホテルと同じくシャンプー・タオルなどの備品もある)
NHK他海外の番組が見れるTV,冷蔵庫・キッチンもついている。
TVの下にキーボードがあり、これでドクターが検査結果などを映して説明してくれる。
インターネットも出来る。
看護スタッフ、ドクターは基本的に英語は出来るが頼めば日本語通訳が24時間対応で来てくれる。
(通訳代は入院・治療代に既に含まれているので別途請求されない)。
食事はレストランと同じようなメニューがあり、(日本食・洋食・タイ料理)毎回自分で別途注文する。
院内にあるレストラン(大戸屋・スターバックスなど)に買いに行くこともデリバリーを頼むことも出来る。



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