2009年2月25日水曜日

狂犬病予防注射

狂犬病の予防注射に行ってきた。
1か月の間に3回打つ必要があり、更に犬に噛まれた場合は別途1週間以内に
別の注射をする必要があるらしい。

タイには野良犬が多い。
主にだら~っとしてて大人しいのだか、たまに危険なのがいるという。
狂犬病の予防接種だけはしておいた方が良いと保険会社の人に強く勧められた。

家から近いこともあり、バムルングラード病院に行った。
事前に日本人サービスの方にうかがっていた通り、予約なしで朝9時に受付へ。
日本語で「狂犬病の予防注射をお願いします」と言ってみた。
問題なく言葉も通じ、カードを提出。顔写真付きの資料が打ち出されてきた。
新館の15Fにある内科へ行くよう指示される。
この病院職員の制服は角度によってエメラルドグリーンに見えたり、ゴールドに見えたりする
タイシルク製の美しいものだ。ホテルやスチュワーデスの制服みたいだ。
綺麗なので写真を撮ってもいいか聞くと、「この病院は撮影禁止です」。。。残念。

ここから先は希望しない限り日本語通訳は付かない。

ちょっと迷った。。。がなんとか辿り着き、書類をカウンターで見せる。
体温と血圧(体重も)を測り、異常がないことを確認し、内科医室へ。ここまで約30分。
英語で「狂犬病」をなんと言うか知らない事に気づいた。
「まだ犬にかまれてないけど、狂った犬にかまれた時の予防の為の注射をしたい」と言ってみる。
「~~~」と英語名。そのあとに「今日打って、7日後に打って、更にそのあと2週間後にもう一度」
と言われ、「そのように日本人担当者からも聞いていた」と答えて意思疎通。

待合室で先客(?)を2人待って、注射室へ。
この注射は打ってる時は痛くないのに針を抜いた後痛い。
なぜ?
看護婦さんはワクチンの説明書を見て、「そのように書いてある。痛みは1~2日で消える」と言う。
その後支払いカウンター(同じフロア)へ行って支払い。
全て終わるまで約1時間。


最近ヨガにハマっている。
予防接種ごときで休みたくない。
お医者さんに聞いてみると「問題ない。自分がだるくなければいつも通り何してもいい」
とのこと。
だけど、今の時点で腕がだるい。これを打つのもちょっとだるい。
今夜はヨガに行けるだろうか?

2009年2月24日火曜日

タイの伝統医療⑥

タイマッサージの特徴

① 「オンナモ」 と呼ばれるマントラを良いマッサージを行う前の準備として唱える。

②以下の心を持って相手に接する。
•慈(メッター)の心
全ての生命あるものに対して、友情の心を作ろうとイメージして自分の心を変えていく実践方法。これを持って相手にマッサージを施す。

•悲(カルナー)の心
生命あるものから様々な苦しみをなくしてあげたいという心を持ちながら相手にマッサージを施す。

•喜(ムディター)の心
他人の痛みや苦しみがなくなったことに対して「本当に良かった」と素直に喜べる気持ちを持って相手にマッサージを施す。

•捨(ウッペカー)の心
全ての生命を平等な存在として観る、つまり全ての生命を平等に見て「幸せになりますように」と思いながらマッサージを施す。

タイの伝統医療⑤

タイ伝統医療の基本理念

1)どこのバランスが崩れているかを判断する
2)マッサージ、薬草治療、食生活の改善、体内毒素を排出する
  浄化法などを処方する
3)「ヴァータ」のエネルギーに働きかけ、ゆっくりと関節や筋肉を動
  かすことに乗って動きの悪くなった「ヴァータ」を活性化させ、病気
  を治す方法がマッサージの基本理念である


良く使われる薬草とその効能:

ショウガ
頭痛、鼻づまりの症状を軽くする。

レモングラス
殺菌消毒作用。古代インドでは感染症と熱病にも
使用されていた。頭痛軽減、消化促進、貧血防止。

ミント
喘息、気管支炎、鼻炎を和らげる。
強い殺菌作用。

ユーカリ
風と粘膜のうっ血除去。強力な殺菌作用と抗ウイルス作用、局部的鎮痛作用。筋肉痛、リウマチ痛、神経痛などに大変効果がある。

レモン
白血球を刺激し、体を感染から守る。
レモン油には強力な殺菌消毒作用があり、肝臓、膵臓を含み消化器系全体の強壮剤

タマリンド
ビタミンが豊富で肝臓や腎臓によい。
皮膚を清潔にする作用。

タイの伝統医療④

タイの伝統医療から見る病気の原因

体の構成要素は以下。
・土
 髪、毛、爪、歯、皮膚、筋肉、靱帯、骨、骨髄、脾臓、心臓、
 肝臓、筋膜、腎臓、肺、大腸、小腸、食べたもの、排泄物、
 脳、脊髄などの土に帰るもの全て
・水
 胆汁、痰、膿、血液、汗、脂肪、涙、リンパ液、唾液、鼻水、
 滑液、尿など液体の全て
・風
 足から頭への動き、頭から足への動き、お中の中の動き、
 胃腸の動き、血液の動き、呼吸の動きを構成する要素
・火
 体温、高熱、老化、消化を構成する要素


タイ伝統医学では、これらの要素のバランスが崩れる=病気になるという考えを基本としている。

・「カパ」=水と土のバランスが崩れると
 気管支疾患、喘息、鼻炎、糖尿病、花粉症、蓄膿症、
 腫瘍、肥満、関節炎

・「ピッタ」=火と水のバランスが崩れると
 胃、十二指腸疾患、肝臓疾患、胆嚢疾患、脾臓疾患、
 アルコール依存症、皮膚病

・「ヴァータ」=風と空のバランスが崩れると
 腰痛、坐骨神経痛、大腸疾患、頭痛、脳卒中、狭心症、
 高血圧、冷え性、パーキンソン病

タイの伝統医療③

プラーナとセンについて

・タイ伝統医学では宇宙は4つのエレメント 「土・水・風・火」から構成されていると考えられている。

・私たち生命体は、その4つのエレメントが合わさった「体」、記憶や考え、心と対応する「精神」、体の中を流れ、各器官の機能や感覚をつかさどる「エネルギー」の3つで構成されていると考えられている。
・その体の中を流れるエネルギーをプラーナと呼び、プラーナが流れる経路をセンと呼んでいる。

・タイ伝統医学では、そのセンとプラーナに刺激を与え、各器官の働きを良くしたり気持ち良い感覚を感じることにより、精神に良い影響を与えることをマッサージの目的としている。

・センの数は、細かく分けると7万2千もあると言われている。
 

タイの伝統医療②

タイ伝統医学の基礎理論
ドーシャ(カパ、ピッタ、ヴァータ)について

・仏教のパーリー語の原典中にある病因論では、お釈迦様は病気の原因を8つ挙げている。
①ピッタ ②カパ ③ヴァータ ④その3つの組み合わせ ⑤季節の変化
⑥異常な行動によるストレス ⑦長く座っている・立っている・急いで歩く。蛇に咬まれるなどの外因性の事故 ⑧以前のカルマの結果

・カパ、ピッタ、ヴァータの働きの元になっているエネルギー要素をドーシャと呼び、このドーシャのバランスが崩れた時、人は病気になると考えられている。

・カパ
体の構造を造り上げ、免疫力や抵抗力を維持する総合エネルギー。
宇宙の5元素の「水」と「土」に当たる。

・ピッタ
体内の代謝や消化、呼吸をつかさどる変換エネルギー。「火」と「水」。

・ヴァータ
筋肉や組織の動き、神経の伝達、心臓の心拍などをつかさどる運動エネルギー。「風」と「空」。

タイの伝統医療①

シカワ・コマラパ
タイマッサージの創始者について

・約2500年前のインド人
・お釈迦様の主治医

~生まれ~
・古代マガタ王国の遊女が生まれた子供を周りに知られたくない為に召使に託し、その召使が子供をゴミの山に置き去りにした。そこにアバヤヤ王子が通りかかり、その子を見つけ面倒をみた。シカワとは、「彼はまだ生きていた」という意味で、コマラパは「王子によって養われた」という意味。

・この子は自分で生計を立てる年齢に達したとき、医術を習おうと決心し、有名なアートレーヤという医師に弟子入りする。

・7年の間に薬草に関しての知識や処方、脈診、ハリをマスターした。
・当時の仏教教団内では、様々な治療が行われていた。これらの中に「関節の痛みや足のひび割れには油を使ってマッサージする」という記述があり、これがマッサージの始まりとされている。

タイの歴史

タイの歴史概略:


①先住民時代
4000年以上前からタイにはインド系先住民が住んでいて、農耕文明を築いていた。
先住民族のモン族は6~11世紀に今のタイの中部を中心にドゥヴァラヴァディー国を建国。
北部ではハリプンジャという同じモン族の国があった。
7~14世紀にはマレー半島からタイ南部にシュリーヴィジャヤ国が繁栄していた。


②タイ族の南下
8~9世紀にかけて、中国南部の雲南・四川・広西の山岳地帯に住んでいたタイ族が南下を始め、2~300年かけてチェンライ・チェンマイに流入。
11世紀には多くの小国を建て定住するが、独立はせず、クメール帝国の支配下にあった。
クメール王国のジャヤヴァルマン7世が亡くなると、1220年に一致団結をしてクメール王国に反乱をおこす。


③タイ族最初の王朝
1238年、タイ北部でタイ族のスコータイ王朝がタイ族による最初の統一王朝を建国。
クメール文字を元にタイ文字を生み出したり、テラワーダ仏教を国内に普及させたりした。


④アユタヤ王朝
14世紀半ばにスコータイ王朝を併合。
17世紀には海外貿易も行い、日本から朱印船も来航し、日本人町も作られた。
1767年には度重なるビルマ軍の攻撃にアユタヤはついに陥落。この時に重要な伝統医学書や宗教教義、政府の公式記録のほとんどが失われた。


⑤ラタナコーシン王朝
アユタヤのタクシン王死後、武将チャクリー(ラマ1世)が王位につき、首都をバンコクに移してから今までラタナコーシン王朝が続いている。
ラマ1世は外敵の侵入を防ぐため、堀と城壁で周囲を囲んだ
「ワット・プラケオ」を設立。仏教の法典を整理して仏教王国としての基礎を築く。バンコク最古の寺院ワット・ポーの本堂も設立。


⑥ラマ3世
ワットポー内にわずかに残った古代医学書や様々な種類の文献を集めてタイで最初の大学を設立。
この大学では、タイ伝統医学やパーリー語、仏教教理、占星術、文学、美術などが教えられた。
現在でもワット・ポーにはタイ伝統医学の学校が残っていて、薬草医学の勉強や、タイマッサージの授業や治療を受けることが出来る。


⑦ラマ4世の仏教改革
西欧列強の植民地化を逃れるために、当時、地獄極楽説を信じ、迷信としか言えない奇怪な儀式を行っていた仏教からブッダが説いた本来の合理的で科学的に証明できる仏教に改革した。
この改革が広く定着した後に、鎖国政策から開国に踏み切り近代化を目指した。
この仏教改革によるしっかりとした民族意識とキリスト教に対抗できるほど科学的に整理された仏教で、タイは東南アジアで湯いつの独立を守ることが出来た。


⑧立憲革命
1932年に絶対王政から立憲君主制となり、国王の地位は絶対権力者から国家元首に格下げされた。
立憲革命後、国名をシャムから自由を意味する「タイ」へ変更。
現在でも国王の尊厳は衰えていなく、憲法上、国王は神聖かつ不可侵の元首であり、タイ国軍を統帥する立場にある。

生活習慣・タブー

タイの生活習慣・タブーについて(一般論)


王室関係:
*王室を批判したり、皮肉ったりすると不敬罪に問われます。
*朝8時と夕方6時に公共の場での国旗掲揚と国歌が流されます。タイ人は動きを止めて敬意を表し ています。
*王室関係の車が通る時、一時的に通行止めになることがあります。


寺・僧侶・仏像関係:
*短パンやタンクトップのような露出度の高い服装は避けましょう。
*僧侶や仏像を指さしてはいけません。
*女性は僧侶の衣にも触れないよう注意しましょう。
*仏像を室内に飾る場合、目線より下に置いてはいけません。


対人関係:
*タイの日常の挨拶は合掌です。目下の人が顔のあたりで、目上の人は胸のあたりで手を合わせます。
*体に直接触れるのはタブー。特に頭は神が宿る場所なので子供でも触らないこと。
*足は不浄とされているので足で物を動かしたりするのはやめましょう。


礼儀作法:
*礼儀や躾は都市の中流以上の人々の間ではかなり厳格ですが、地方の農民出身の出稼ぎ者には挨拶という概念がありません。
*運転手やメイドさんの中には適切な挨拶の出来ない人もいますが、習慣がないせいなので諦めましょう。

仏教の影響を受けたタイ人の性格

仏教の影響を受けたタイ人の性格(一般論)


①物事の変化にあまりこだわらない
→物事に対しての執着は、失望や苦しみの結果を招くと考えているため。

②失敗をしてもあまり落ち込まない
→物事は絶えず変化をしているため、成功はいつでも失敗に転じることがあると考えているので、成功・失敗にそれほどこだわらない。

③優しい
→人や生き物が苦しんでいることに対して憐れみ深い

④一瞬一瞬に幸せや楽しみを見つける
→人生の中の「苦」に対抗するため

⑤自分にも他人にも優しい(規律が緩やか)
→自分に厳しすぎることは極端な結果を招きかねないと思っている

⑥生活環境改善に対しての熱意があまり無い
→望まない環境は、自分の悪いカルマの結果だと信じているため。

⑦積極的に徳を積む
→自分の未来の生活のため

⑧ギャンブルにはまり易い
→人生の中には、良くても悪くても花が咲く瞬間があると思っているため

⑨急がない
→生まれ変わりを信じ、来世も含めて多くの時間があると思っているので物事を延期する

⑩計画性が無い
→過去にこだわらず、その日その日を大切に生きるため将来のことをあまり考えない

タイ王国の概要

タイ王国の概要を簡単にご紹介


国名: タイ王国
首都: バンコク
日本との時差: 2時間。 (日本正午= タイ午前10時)
面積: 約51万平方キロメートル (日本の約1.4倍。 フランスとほぼ同じ )
地理: バンコク都と他75県 (ミャンマー・ラオス・カンボジア・マレーシアを国境を接する )
気候: 亜熱帯性気候 (6~10月は雨季)

政体: 立憲君主制 (1932年~)
国会: 上院150名と下院480名の二院制
年号: 西暦とタイ仏歴を使用 (2009年は2552年)
軍事力: 陸・海・空軍からなり、国王が統治する。 総兵力約30万人。 男子は兵役あり

人口: 約6500万人 。バンコクは約600万人
平均寿命: 男性 70.24歳   女性 74.98歳
人種: タイ族 75% ・中国系 14%・ その他 11%
言語: タイ語
宗教: デラワーダ仏教 (国民の94%が仏教徒)
教育: 6・3・3・4制 (義務教育は9年間 )
大卒者数: 約20万人
識字率: 92.6%

通貨: バーツ
GDP: 国民総生産 ・約1996億ドル(06年) 。一人当たりは2700ドル (06年)
経済成長率: 約5% (06年)
失業率: 約2.1%
貿易総額: 輸出 約1282億ドル ・輸入 約1134億ドル (ともに06年)
輸出相手国: アメリカ 15%・ 日本 12.7%・ 中国 8.9%・ シンガポール 6.4%・ 香港  5.5%
輸入相手国: 日本 20.1%・ 中国 10.6%・ アメリカ 6.7%・ マレーシア 6.6%・UAE 5.6%

子宮頸癌の予防HPVワクチン

タイの日本人向けフリーペーパー、「ニュースクリップ」にサミティベート病院・婦人科の
ウティパン医師の記事が載っている。

子宮頸癌の予防HPVワクチンについてだ。
ブンセーン・ウティパン医師の専門は不妊治療全般と婦人科内視鏡手術とある。
経歴は、「ソンクラーナカリン大学医学部卒業後、豪メルボルン王立婦人科病院にて
産科・婦人科を修める」とある。
記事の内容は以下。

*子宮頸癌は初期で治療を始めれば完治、妊娠が可能である。
*特に既婚女性には検査を勧める。
*ワクチン接種は半年間に3回行い、効果は5年間持続するが定期検診も
 併せて受けることを勧める。
*子宮頸癌は無症状で、細胞が変化を始めてから悪性腫瘍になるまで5~10年かかる。
*子宮頸癌はヒトパピローマウイルスの感染によるところが大きく、感染原因の95%は性交渉。
*ウイルスが侵入しても身体機能が正常で抵抗力があれば、90%は1年以内に自然排除される
 が、残りの10%が癌細胞になる可能性がある。
*HPVワクチンは既婚・未婚を問わず女性なら誰でも受けられる。
*これは、子宮頸癌の予防だけでなく、免疫力向上にもつながる。
*HPVの媒介者である男性も9歳からワクチン接種が可能。
*子宮頸癌予防に効果的なのは、若年時の性交渉(複数の相手との交渉を避ける)、喫煙をせず、
 ワクチン接種を受けること。

サミティベート病院でのHPVワクチン接種は
1回: 2500バーツ~
3回: 6800バーツ~
*共に医師の診察料は含まれていません。

タイで健康診断

タイの医療事情実体験目的でタイに来た当初(約半年前)バムルングラード病院で
健康診断を受けた。

前日夜10時以降は飲み食い(水さえも)禁止で朝には検便もある。
検査項目は、
身長・体重・視力・血圧・血液(空腹時血糖値・血球検査・貧血・腎臓機能・尿酸値・総コレステロール値・中性脂肪・動脈硬化指標・肝機能)・検尿・検便・心電図・レントゲン・超音波・子宮頸部癌細胞検診などだ。

これらの全ての項目全ての検査が終わって結果が出るまで2~3時間。
費用は確か6500B位だったはずだ。(病院・検査項目によって多少の差がある)

全体の流れは以下。
1)前夜10時以降から飲み食い禁止
2)朝検便(自宅でも病院でも可。出来なければ不提出もOK)
3)病院へ行って日本人専門カウンターで受け付け→写真を撮られてカルテに張り付けられる。
  簡単な病歴の問診など。日本人通訳が検査の流れを説明。
4)更衣室にてホテルのバスローブのような検査服とスリッパに着替え。
5)検査開始。まずは採血(時と場合によって順番が違う)。これが終わったら飲み食いしてもよい。
 →病院の至る所に勝手に飲んでよいミネラルウオーターボトルが置いてある。
6)基本的に英語で検査が進められるが、まるっきり英語が出来ない場合は通訳を呼んで来てもらう
  ことが出来る。検査は基本的にコンパクトにまとまった一つのフロアで行われる。
7)2~3時間で全ての検査が終わり、先生が結果を直接話してくれる。
  これを待っている数分間、軽食が用意されているコーナーで無料飲み食いが出来る。
8)検査結果が一部を除いて全て出そろい、先生が項目ごとに説明してくれる。(日本人通訳付き)
9)後日、検査結果冊子が本人宛に郵送されてくる。

以上。
血液検査にHIVなどの項目を希望する場合は、当日オープションで入れることも可能(別途支払い)。

気になった点としては、すごく豪華で気分のいい医療施設なのだが
サービス過多でエアコンの効きすぎで寒いこと。(タイでは高級な場所は全てこうなのだか)

バムルングラード病院は中東系のお客様(患者)が多いので検査スタッフはほぼ全員女性。
タイ人独特のホスピタリティーで優しく対応してくれるので病院にありがちなぎすぎすした感じは無い。

とっても優雅な気分で健康診断を終えることが出来た。

2009年2月20日金曜日

下川先生文章の書き方講座②

以前紹介した「バンコクの不思議」について書いた文章が添削されてきた。

直されたものをここで紹介する。


人通りの少ない路地のアンモニア臭

自宅付近の電柱と歩道橋上で毎日格闘している。
アンモニア臭だ。
強烈に臭う。

日本の公衆トイレのなか以上、汲み取り式トイレより少しましなレベルだ。
臭うのは、「人通りの少ない」路地の電柱付近。そして「歩道橋の溝」。
息を止めて通り過ぎようとする。しかし歩道橋を上がって降りるまででは長すぎる。

なぜ臭うのか?
タクシー運転手や物乞いがそこで用を足すからである。
電柱付近では臭いだけでなく、用を足している人を見ないための工夫も必要だ。
もちろん大量の放尿で濡れた地面を踏まないようにするための工夫も。。。

乾季を迎え雨が降らない季節になると、それが流されることなく日々蓄積していく。
結果、強烈なアンモニア臭の原因となるわけだ。

バンコクは国際大都市である。この街で見かける外国人は東京以上だ。
スカイトレインも地下鉄もある。東京で手に入るもので、ここで手に入らない物はほとんど無い。

そんな大都会に住みながら、どうして彼らはそこで用を足すのだろう?
雄犬は電柱を見るとマーキングをするが、タイ人は雄犬の遺伝子が強いのか。
では、なぜ歩道橋の溝に。。。。?

バンコクでは外出中にトイレに困る事はない。
どこかのショッピングモールに入ればいいからだ。電柱&歩道橋放尿者はそういう場所に
入れないのだろうか?

ここで生活を始めて約半年。未だに解決されない小さな謎だ。


以上。
「テンポと目の付けどころがいい。あとは、それをどう効果的に伝えるか。
じっと耐えるように文章を続ける部分を吟味することでしょうか」とのアドバイスを頂いた。
次回のテーマは「タイ人のBTSの正しい乗り方」だ。


今回の講座内容は、前回の内容を踏まえた上での注意点。
以下ご紹介。

①内容的注意点

*原稿は、読む人を偉くしなければいけない
 →呼んで何かを発見しなければいけない→そうなるように誘導する書き方を。
*あまりに多くの説明を書かない。
*まとめは読者にまかせて、あまり書かなくてもよい
 →これでいいのか?と思う位の終わり方でよい。
*書き出しの一文を短く。インパクトを持たせる。
 →この部分はキャッチになるので、一番アイデアを使う。
*「    」会話で入るのが一番引き込みやすい。(書き出しに困ったら使うテクニック)
*原稿の大きな流れは「起承転結」だが、このまま書くとあまり人に読んでもらえない 
 →「転」→「起承結」の方が良い。
*人に読んでもらえる文章は始めの5行が勝負。


②技術的注意点

*同じことばを繰り返さない
 →「~である」、「~でしょうか?」のような終わり方が何度も続かないようにする。
*1パラグラフの使い方
 →2~3行で一回改行が普通だか、これを繋げただけではレポートか日記になってしまう。
  原稿には「遊び心」が必要。

2009年2月19日木曜日

タイの医療事情⑤











自分で撮ったあまりうまくない写真を載せたが、やはり病院からもらった写真の方が綺麗なので掲載する。
サミティベート病院の外観と、入院部屋、ロビー。












タイの医療事情④




サミティベート病院には、日本人相談窓口とカスタマーサービスセンターがある。
日本人相談窓口では、日本語での入院手続き・外来予約・保険手続きなどを行っている。
カスタマーサービスセンターでは、家族の宿泊先手配・病院周辺の案内などを行っている。
院内に家族用のサービスアパートもあり、1泊2500B~で病室と同じ施設が用意されている。
普通のホテルに泊るより安い。
②でご紹介した、ディレクター・オブ・ジャパニーズサービスの方がサミティベート病院にきてまず取り組んだことは、日本人に対するサービスの強化・向上だそうだ。
具体的には、日本人相談窓口の人員を増加し、サービスをシステム化したこと。
大戸屋さんを入れたことにより、お互いにブランド力を利用しあうなどだそうだ。
この辺の発想はホテル的である。
写真は、日本人相談窓口とカスタマーサービスセンター。

タイの医療事情③











ホテル並みの施設・サービスを目指すサミティベート病院。
日本の病院と比べての違いをいくつか紹介。
*バレーパーキングシステム導入
→ホテルがやっている駐車システムで、入口で乗り捨てるとスタッフが駐車場へ車を移動してくれ、
 帰りには出口まで持ってきてくれる。
*出入り口に傘持ちと、ドアマンがいる。(もちろんホテルマンのような制服着用)
*カスタマーサービスカウンターがある
*365日、24時間体制の通訳サービス
*毎日夕方1Fでピアノの生演奏をやっている
*院内にヤマザキパン・大戸屋・スターバックス・7-11・床屋・本や・多国籍オープンカフェ・銀行など
 が入っている。→ホテルと同じようにラウンジが待ち合わせ場所に使われたりもしている。
*救急車がベンツ(写真参照)→要望があれば、ドクター・ナースが乗って来てくれる。
 もちろん有料だが。
写真は病院食のメニューと価格表。
ベンツの救急車。
広々とした院内のらせん階段から見える中庭。

タイの医療事情②






















ホテル並みのサービスを目指すタイの私立病院。

日本と比較すると以下の点でタイの病院は優れているといえる。
*入院・診療の完全個室制
*新しい医療機器・技術、新薬の取り入れに積極的で米国と同じレベルにある。
 (世界最先端といえる)。これは、日本と比べて法的規制が緩いために可能となっている。
*土地が安いため、スペースを広々と使えるので病院内もゆとりの空間が多い。
*人件費が安いため、看護スタッフに人数的ゆとりがあるのでより行き届いた看護が出来る。
*タイ人固有のホスピタリティーにより、よりよいサービスが提供されている。

バンコク市内で日本人マーケットに最も力を入れているサミティベート病院では、「ディレクター・オブ・ジャパニーズサービス」というタイトルで日本人担当者を2005年にヘッドハントしてきた。

この方の前職は、クアラランプールのマンダリンオリエンタルホテルのセールスディレクターだ。

背景としては、日本人のお客様(患者)増加に伴い、マーケッティング・サービス部門にどうしても日本人が必要となったことがあるらしい。


写真はサミティベート病院の入院個室。(デラックスとプレジデント)
入院代は1泊
*普通の部屋:4000B~
*デラックス: 6500B~
*プレジデント: 9700B~
当然全ての部屋に完全個室のバス・トイレ付き(ホテルと同じくシャンプー・タオルなどの備品もある)
NHK他海外の番組が見れるTV,冷蔵庫・キッチンもついている。
TVの下にキーボードがあり、これでドクターが検査結果などを映して説明してくれる。
インターネットも出来る。
看護スタッフ、ドクターは基本的に英語は出来るが頼めば日本語通訳が24時間対応で来てくれる。
(通訳代は入院・治療代に既に含まれているので別途請求されない)。
食事はレストランと同じようなメニューがあり、(日本食・洋食・タイ料理)毎回自分で別途注文する。
院内にあるレストラン(大戸屋・スターバックスなど)に買いに行くこともデリバリーを頼むことも出来る。



タイの医療事情①

タイの医療水準は非常に高いことをご存じだろうか?

JCIを取得した国際水準の私立病院もある。

JCIとは医療機関のために米国、カナダ、シンガポールなどの18の国家と地区が設立した認証機構の事である。
世界保健機関が認可した世界中の病院管理品質に最高権威のある標準と言える。
米国などの国では、JCIに認証された医療機関で受けた治療でなければ、各種の医療賠償金がもらえないことになっているらしい。

タイの医療が発達した背景は、2001年の9・11により、中東の金持ちがアメリカに行くのが難しくなったことがある。

これを受けて、バムルンラード病院が2002年2月にJCI認定を取得し、外国人マーケットに対するメディカルツーリズムが始まったといえる。バンコク病院、サミティベート病院もこれに続いた。

タイ政府も、2003年から5ヶ年計画を立てメディカルツーリズムを奨励している。

これにより、海外で教育を受け治療にあたっていた優秀なタイ人医師が自国で仕事をする機会が生まれた。タイの私立病院の医者のレベルが高い理由もここにある。

これらのタイの私立病院では、米国と同じ管理システムを取っている。
医師は病院に勤務する勤務医ではなく、病院内にそれぞれの医者が自分のクリニックを開き、家賃を病院に支払うというシステムだ。

病院側は、ラボや看護婦などの施設・人材を提供する。
病院長は病院が雇っているが、診療を行わず、管理だけを行う。

タイの医療が発達した背景と現状については以上。

次は「ホテル並みのサービスを目指すタイの病院」について書こうと思う。

2009年2月17日火曜日

美容と健康セミナーに参加

今日は美容と健康セミナーに参加した。

セミナーに参加すると思い込んでいたので、当然レクチャーを受けるつもりでノートとペンを用意した。

会場は、アソーク駅近くのヨガスタジオ。
受付に行くと、ロッカーの鍵を渡され着替えるように言われた。

なぜ?

。。。今日のセミナーは「ヨガを実際にやるセミナー」だったのだ。
「美容と健康」は話を聞くより実践が大切ということだろうか。


運良く仕事帰りにヨガに行こうと思っていたので運動服は持っていた。

主に呼吸法に重点を置いたクラスだったので、たいして疲れなかったが
午前中にヨガをすると、午後がつらい(眠い)。

伸ばして、ひねって、踏ん張って。。。がヨガの基本だろうか?
続けてヨガをやるようになって1年だが、確かに持病のヘルニアは調子がいい。

今日は夜も自分のヨガスタジオに行く予定だ。

日本食レストラン海外普及推進機構セミナーに参加

昨日、日本食レストラン海外普及推進機構のセミナーに参加してきた。

驚いたのは、18年も前からこのバンコクで日本食レストランがあったことだ。
そんなに長い歴史があるとは。。。

ハチバンラーメンさん、大戸屋さん、江戸屋さんがパネルディスカッションに参加され
質疑応答が交わされた。

面白かったのは、タイ人は「なんちゃって日本食」ではなく、「日本の食文化」
そのものに興味、関心を示しているということだ。

タイ人の好みに合うように、タイ人の食習慣に合うように改良された日本食ではなく、
日本にある日本食レストランと同じようなシステム、食べ方を提供するレストランを評価するとのこと。

全体的にスリムな人が多いタイでも、日本食は健康に良い、太らないなどのブランドイメージがあるようだ。

私は海外で日本食をわざわざ食べる事に興味はないが、出張でタイに来た日本人はタイの日本食レストランの件数の多さとレベルの高さに驚いている。

日本の古本屋もバンコクには多数あり、今まで住んだどの海外より生活しやすい場所であることは確かだ。

2009年2月6日金曜日

下川先生の文章の書き方講座

下川先生の文章の書き方講座に参加した。

このブログでの文章を少しでも読みやすいものにする為だ。

第一回目の内容は、
「自分の考え・思いを第三者に分からせる為の書き方」。

ポイントは以下。
*文章を短くする
*文章がどんなに長くなっても、2行に1回は「。」を入れる
*原稿のポイントは「何を書くか」ではなく、「何を書かないか」→不要な物はなるべく落とす
 (嘘を書いてはいけないが、本当の事を全て書くと相手に伝わらなくなる)
*接続詞はなるべく使わない
*改行を工夫する

毎回宿題が出て、それを先生が添削して下さる。
最初の課題は「バンコクの不思議」がテーマ。
バンコクに来たことのない人が読むことを想定した文章だ。

以下が添削前の私の文章。
添削後のものと比べるために公開する。



 バンコクの不思議

 人通りの少ない路地のアンモニア臭


 バンコクの不思議といえば、人通りの少ない路地のアンモニア臭だ。
 強烈に臭う。

 日本の公衆トイレのなか以上、汲み取り式トイレより少しましレベルだ。

 ポイントは、「人通りの少ない」路地の電信柱付近。
 「歩道橋の溝」も同様だ。
 なぜか?
 
 タクシー運転手や、物乞いがそこで用を足すからである。
 乾季で雨が降らないとそれが流されることなく日々蓄積していく。
 結果、強烈なアンモニア臭の原因となるわけだ。

 自宅付近の電柱と歩道橋上で毎日この臭いと格闘している。

 息を止めるにしても歩道橋を上って下るまででは長すぎる。電信柱付近では臭いだけでなく、用を足    している人を見ない為の工夫も必要だ。
 もちろん大量の放尿で濡れた地面を踏まない様にするための工夫も。。。

 バンコクは国際大都市だ。
 ここで生活していて見かける外国人の割合は東京以上である。
 スカイトレインも地下鉄もある。
 東京で手に入るもので、ここで手に入らないものは殆んど無いと言える。

 こんな大都市に住みながら、どうして彼らはそこで用を足すのだろうか?
 雄犬は電信柱を見るとマーキングをするが、人もそうなのだろうか?
 なぜ、歩道橋の溝なのか?
 しゃがめば人目に触れないからだろうか?

 バンコクでは外出中にトイレに困る事は無い。どこかのホテルかショッピングモールに入ればいいか らだ。

 ここで生活を始めて約半年。未だ解決されない小さな謎だ。



添削されてきたら、どのように変わったか、又紹介したい。

2009年2月4日水曜日

ブータンとの出会い

ブータンとの出会いとタイトルを書いたが、実はブータンとはまだ出会ってはいない。
(=行ったことはない)

私は全ての物事は起こるべき時に、起こるべくして起こると信じている。
私がまだブータンに行っていないのは、「まだ行くべき時ではない」と感じるからだ。

例えばインド。
いつかは行こう、行かなければいけないと理由も無く思いながら結局2004年まで行かなかった。
そして行ったら、「何でこんな事が?」という出来事が連続して起こった。

その時の出来事は現在にも続いているし、ブータンはその中の一つでもある。

インドの古本屋でブータンのガイドブックを見つけたのが私とブータンの出会いだ。
正に「遊学」としか言いようのない、日々何もする必要がない毎日を送る中で
時間だけは腐るほどある私はガイドブックを隅から隅まで読み、ブータンに魅了された。

あの時私がインドであんな生活をしていた理由の一つはブータンを知ることにあったと
今では思っている。

インドの国境からブータンに陸路で入国しようと考えたが、結局何故か行かなかった。
行こうと思えばすぐにでも行けたのにそうしなかったのは、その時ではなかったからだろう。

だが必ず、ブータンはこれからの生活に何らかの関わりを持ってくるキーワードだ。
こればっかりは実際に行ってみないと「それが何を意味していたのか?」は分からないので
行ってみるしかないのだが。

今タイにいるのも偶然の一致の結果だと思っている。
学生時代に何度も訪れ「いつかそこで生活してみたい場所」の候補に挙がりながら
中々実現しなかったのは、その時に無理やり来ていても意味のある物事が起こったり、
必要な人に出会う準備が出来ていない時期だったからだと思うのだ。

最近、昔タイで会った人にに8年ぶりに再会した。
「いつか又会いたい人」リストの中に入っていた人だ。

会ってみると、気づくべき事を気づかせてくれたことが分かる。
こういう偶然の一致が起こるたびにわくわくする。
だから海外で生活するのが好きなのだろう。

なぜか、日本ではあまりこういう事が起こらない。(私には)

2009年2月3日火曜日

下川祐治先生の講演会に参加して

住田カルチャースクール主催の「下川先生の講演会」に参加してきた。

学生時代にバックパッカー旅行をしていた時に親近感?を覚え、何冊か先生の本を読んでいたので
実際にお会いできてうれしかった。

内容は、「下川先生が考えるタイの暮らしについて」と言ったところだろうか。
いかにしてタイで楽に生活していくか?
面白いと思った点をいくつか紹介。

*北回帰線を南下すると「いい加減共和国」に入る
*この「いい加減線」を北上した地域では、真面目に働くことが美徳となる
*これを南下した地域では、「楽しく楽に働く」事が美徳となる
*日本人とタイ人の様々な違いは「人生を計画的に生きるかどうか?」という問題の違いからくる?
*タイでは周囲の目が痛くない→誰もあなたの事を気にしない
*国際人の基準=勝手にどこでも自分のペースで利己的に生きていける
*国際化の基準=間違った英語を平気で喋れる

話は飛ぶが、私個人のタイに関する未だ解決しない疑問。
「なぜタイではこんなにもニューハーフが多いのか?なぜタイなのか?」

これに関してはもちろん
*宗教的に禁止されていない
*医学的技術が進んでいる
*仕事がある

などの現実的な理由もあるだろうが、それだけでなく何か遺伝学的(文化人類学的)・歴史的背景はないのだろうか?

思い切って下川先生にも質問してみたが、結論から言うと「謎」。
(もちろん参加者皆でああだこうだと色々言ってみたが、これだ!という結論は出ないまま)

タイにいる間に是非とも解き明かしたい謎だ。

2009年2月2日月曜日

外人旅行者のたまり場、カオサンロード







何年振りかで、バックパッカー旅行者時代によく行っていたカオサンロードに行ってみた。



この通りの約70%以上が旅行者で、残りの30%はそこで働いているタイ人とごく少数の一般タイ人。






数年ぶりに行ってみると一般タイ人の割合が増えていた気がした。



路上のパットタイ(タイ風焼きそば)も倍近くの価格に値上がりしてきた気がする。



(以前の価格をはっきりと覚えてないが、確か10Bか15Bだった気がした。今は25B)






タイで「タイらしい」洋服や布、ちょっとした小物やジュエリーを買いたければここへ行くのが一番だ。



それは今でも変わっていなかった。



ナイトバザールやウイークエンドマーケットにはタイ人ローカルが喜びそうなものが多いのに比べ(もちろん私たち外国人が見ても楽しいが)カオサンは外人がイメージしやすい「タイ」物が一番手に入りやすい場所だと思う。






雰囲気も一種独特のものがあり、タイに来たなら是非一度訪れてみることをお勧めする。